ずいぶんと長い事ご愛用頂いたと見えまして、丸玉のカンザシの足が折れてしまいました。
さらに、櫛のカンザシも表面の飾りがすっかり剝げ落ちてしまって居ります。
なんとみすぼらしい姿になってしまいました。
お客様は、少しでも昔の姿に戻したく私共へその様な修理が可能かお問合せを頂きました。
しかしながら、元の姿が判ります写真、資料等は一切無くメールで昔の姿に付きましてやり取りを行いますと貝パール等にて綺麗に飾ってあったとの事でした。
さらに、トータルで私共のセンスに任せるとの事です。
早速私共の仕入れ先にあたりましたが、今は貝パールの小さな飾りの取り扱っております所が御座いません。
そこで、今現在よく使われておりますラメの装飾パーツを使いましての修理となりました。
10種類以上のらめーパーツを使いまして漆の上に装飾しまして完成となりました。
お気に入りがまた綺麗になりましてお客様は大変ご満足されたご様子で、これからは使わずにお部屋に飾っており毎日眺めて楽しむとの事です。
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